こんにちは　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

先日積もった雪も、すっかり解けてしまいました。暖かい日差しと共に、少し早い花粉も飛び始めたようです。花粉対策もしっかししないといけませんね。

今回は石に穴を明ける作業風景です。石の穴を明ける工具の先にも、石を切るのと同じく工業用ダイヤモンドが取り付けてあります。水を掛けながらダイヤモンドが熱を持たないようにしてあります。

水が多すぎてもダイヤモンドの切れ味が鈍り、作業がはかどりません。また、強く押し込んだりしても作業効率が悪くなります。ダイヤモンドの切れが一番いい状態の水の量と上からの送り出しが重要となります。もちろん、穴を明ける石材の材質にも対応しなければなりません。

このように水が飛び散らず、石の削り粉が泥の様にあふれる状態が、いい切れ味を最大限生かしていると言えます。簡単そうで難しいです。初めての時は、上から押さえつけようとして、ダイヤモンドが熱をもって焼けてしまったりもしますし、切れ味も行かせないことになってしまいます。これも、熟練の技といえますすね。

砂原　吉浩