FAQ

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  • お墓を建てる場合、まず何をすればいいですか?
    まずは、お墓を建てる「土地」を確保することが必要となります。お墓を建てる場合、どこでも自由にお墓を建てることは出来ません。公営(市町村)墓地や、寺院墓地、共同墓地などの墓地を契約することになります。
    ただしこの場合、墓地を購入するという形ではなく、永代使用料を支払って永きにわたり墓地の使用権を得るということになります。墓地の契約や管理規定などをよく確認して、ご契約を決めて下さい。自宅からの交通手段・距離なども考慮されると良いでしょう。
    また、お墓に納骨をする際には、死亡届を提出した市町村役場で交付される火葬・埋葬許可が必要となります。書類申請などでお困りでしたら、当社がサポートしますのでお気軽にご相談ください。
  • お墓を建てる場合、どんな費用がかかりますか?
    新規にお墓を建てる場合は、「永代使用料(土地代)」と「墓石工事費(墓石費用と工事費用)」がかかります。
    永代使用料は、墓地の立地条件や区画の大きさなどにより各墓地で金額の違いがあります。また、お墓を建てた後には、墓地管理者に管理費を納める事になります。これに関しましても、各墓地により金額の違いがあります。
  • 永代使用料とは何ですか?
    墓地(霊園)は売買が認められておりません。そのため、お墓を建てる場合には墓地(霊園)の「所有権」を購入するのではなく、「使用権」を購入することになります。
    この権利のことを「永代使用権」と言い、永代使用権に対して支払う費用のことを「永代使用料」と言います。永代使用権は、遺族へ承継することはできますが、他人に譲渡したり転売することは出来ません。尚、支払った永代使用料は戻らない場合もあります。
  • お墓や墓地を購入する時、ローンは使えますか?
    墓石の購入については石材店により違いがありますので、ローンを取り扱っているかどうか各店へお問い合わせください。ちなみに、砂原石材ではローンを取り扱っておりませんので、銀行さんのローンをご紹介させていただいております。
    尚、墓地につきましては、ご希望されます墓地まで直接お問い合わせいただきますようお願いいたします。
  • お墓の価格に相場はありますか?
    お墓の金額は「お墓の形」や「大きさ」、そして「どんな石材(材料)を使用するか」で決まります。大きな墓石は材料も多く使用しますし、高価な石材を使用すれば金額も高くなります。全国的には100万~150万程度の価格帯が多いようですが、地域によっても違いがあります。
    また、直接的なお墓(墓石)の金額以外にも、工事を行う場所の条件や状態によりトータル的な金額の違いが出てきます。正確な金額を把握するためにも、まずはお気軽にお見積もりをご依頼ください。
  • 墓石には、どんな石を選んだらいいですか?
    国産の石材か外国産の石材(輸入石材)かで、材質の良し悪しは決まりません。この点は好みの問題となります。
    お墓は一生もののお買い物となりますので、お気に入りの石を選ぶというのもひとつの方法です。お墓に使われる石でも白系、グレー系、黒系とたくさんの種類があり、色や目の粗さも様々です。それぞれに良さがありますので迷われる方もいらっしゃいます。また、洋型墓石は選べる石の色の幅も広く、ピンクや赤の石も選んでいただけます。
    墓石にお気に入りの石を選んでいただくと、お墓参りも楽しくなるのでおすすめです。その際に水を吸って変色しやすい石を選ばれることもあるかと思いますが、水をはじく効果のあるガラスコーティングをすれば劣化や変色を防ぐことも可能です。
  • 墓石の「大きさ」はどうやって選べばいいですか?
    墓石の大きさに決まりはありませんが、敷地の広さによって墓石の大きさが制限される場合がございます。例えば飛騨地区でお墓を新規建立する場合、和型墓石ですと8寸、9寸、1尺(お墓の大きさの規格です)の墓石を選ばれる方が多いです。敷地の広さとのバランス、また、周りのお墓に合わせて選ばれるといいでしょう。
    また、価格は石の種類によっても変わりますので、一概に大きな墓石=価格が高いとも言えません。(もちろん、同じ石種の場合は大きな墓石の方が高くなります。) 価格面では、石の種類と大きさを考えながら選ぶとよろしいかと思います。
  • 墓石の「形」はどうやって選べばいいですか?
    墓石には大きく分けて「和型」「洋型」「オリジナル型」などがあります。(ちなみに…和型墓石には二段と三段がありますが、意味があるわけではありませんのでどちらを選んでも大丈夫です。) 基本的にはお客様のお好みで選んでいただく形にはなりますが、選択に迷う場合や不安がある場合は一度菩提寺のご住職にご相談されることをおすすめします。
    砂原石材ではより良い機能やデザインを追求して開発したオリジナル墓石もご用意しておりますので、こちらもぜひ一度ご検討いただければと思います。
  • 墓石の「石種」はどうやって選べばいいですか?
    お墓の石を石種(石の種類)で判断する場合には、「吸水率」と「硬度」を見るようにしてください。

    お墓をきれいな状態でできるだけ長く保ちたい方には、「吸水率」の低い石がおすすめです。水をより吸わない石の方が劣化がしにくく、建てたままの状態を長く保ってくれます。水を吸いやすい石は、吸った水が抜けきれずに蓄積されると変色することがあります。ただし、白っぽい石に比べると、濃い色の石の方が変色は目立ちにくいです。
    また、特に弊社のある飛騨地方のような寒冷地では、1年の内の約3~4ヶ月近くが雪の中で極寒の状況にあります。そのため、温暖な地域とは違う視点も必要となりますが、「吸水率」が低いと石が水を吸い込む率が低くなり凍結による割れなども起こりにくくなります。コケや汚れの原因も軽減できますし、。寒冷地方には最適な材料と考えられます。
    「硬度」については、高い石(=硬い石)がおすすめです。硬度が高いと耐久性に優れているということになるため、雨風にさらされても風化を遅らせることができます。
  • お墓に彫る文字に決まりはありますか?
    一般的に和型と呼ばれる従来からある形の墓石では、「○○家之墓」といった家名や、各宗派のお題目などを刻むことが多いです。題目を刻む場合は宗旨・宗派によって異なりまして、以下のようなものがございます。

    ・南無大師遍照金剛(真言宗)
    ・南無阿弥陀佛(浄土系宗派)
    ・南無妙法蓮華経(日蓮宗)
    ・南無釈迦牟尼佛(禅系宗派)
    ・「○○家奥津(都)城」(神道)

    洋風のお墓(洋墓)に刻む文字の場合は、「ありがとう」や「絆」など好きな言葉を彫るケースや、花や山などの彫刻を入れるケースが増えています。
    お墓に何を彫るかお悩みの場合には、一度ご住職にも相談されてみてください。
  • 戒名や法名の追加彫りをすると、費用はどれくらいかかりますか?
    1名に付き、30,000~40,000円(税別)程度の費用がかかります。
  • 彫刻する文字の書体を指定できますか?
    弊社で所有している書体の中から選んでいただくことが可能です。また、お施主様のお気に入りの文字があれば、それをお持ち込みいただきまして、そちらを元に文字を彫ることも可能です。ただし持ち込みの場合、文字の修正が必要になる場合もございますので予めご了承下さい。
  • 自分で作った文字を墓石に彫刻できますか?
    お客様がご自身で作られた(書かれた)文字を彫ることも可能です。ただし、筆で書かれた文字のかすれや強弱は、一部再現することが難しい場合がございます。また、紙に書いた文字を石に彫る場合は修正が必要となりますので、実際のイメージとは異なる可能性もございます。
    ご自身で作られた(書かれた)文字を彫る場合には、上記の点などを予めご了承いただきます。最終的に修正文字のご確認をいただきまして、ご承認をいただきました後に墓石に文字を彫る作業へと入っていきます。
  • 墓石には家紋を入れる決まりがありますか?
    墓石に家紋を入れなければいけない決まりはありません。家紋を入れるケースは多いですが、シンプルに入れない方もいらっしゃいます。特に洋風の墓石(洋碑)の場合は、家紋を彫らない方が多いです。
  • お墓を建てる時期に決まりはありますか?
    特に決められた時期はありませんが、故人の年忌やお盆、お彼岸などに合わせて建てられることは多いです。年忌が冬にあたる場合、その前の秋にお墓を建てることも多いです。
    契約からお墓の完成までには約1~2ヶ月ほどの期間がかかりますので、完成希望時期をご確認して余裕を持ってご契約をされることをお勧めいたします。
  • 墓相は気にした方がいいですか?
    信じていらっしゃれば別の話となりますが、墓相については深く気にする必要はないと考えています。仏教的に見ても「どの方角が良い」とかいう考え自体に根拠はございません。
  • 生前にお墓を建てても問題ありませんか?
    生前につくっておく自分の墓のことを「寿陵」と呼びますが、「寿」の文字が入っているため生前にお墓を建てることは縁起が良いという考え方もあります。
    一つの考え方としてみれば、生前に建てることも、もしくは建てなくても気にすることはございません。建てたいと思われた時が、お墓を建てる時だと思います。
  • 納骨する日は大安や仏滅を気にするべきですか?
    特に決まりもありませんし、六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)は気にしなくてもいいでしょう。気持ちの問題ですので、気になるのであれば六曜に合わせてご納骨をされると気持ちも安らぐと思います。
  • お墓の仏花は造花でもいいですか?
    お墓参りのお花が生花でなければいけない理由は特にありませんが、墓地の管理規定の条件なども守る必要がありますので、まずはその点をご確認ください。また、周囲への配慮も大切な部分になりますので、その点もご考慮ください。
    仕事や家庭環境などの変化により、お花の処分など生花でのお参りも難しい部分が出てきていますが、大切なのは「供養する」という、その心だと思います。
  • 花づつまもりは、風で飛ばされたりしませんか?
    花づつまもりは風で飛ばされることのないよう内側にストッパーが付けられ、深さも考慮して制作してあります。
    実際に実験などはしておりませんので「風速何mまで耐えられる」というような具体的なお答えはできませんが、現在のところご使用いただいているお客様から風で飛ばされたというご連絡はいただいておりません。
  • ペットも一緒のお墓に入れますか?
    現在はペットも家族としてお考えになり、大切に接しておられる方も多いです。一緒のお墓に埋葬されるケースもあるようです。ただ、お寺や墓地によっては許可していない場合もございますので、まずは墓地にご確認ください。
  • 姓が違う者同士が一緒のお墓に入れますか?
    ご家族や親族の場合でしたら可能だと思います。その場合、お墓の継承者を含めて事前にご家族でしっかりとご相談されることをお勧めしております。
    また、家族や親戚とは違う他人同士での場合も可能だとは思いますが、この場合もお墓の継承者を含め、事前の話し合いは必要不可欠です。墓地の管理上の問題も踏まえ、できればご住職や墓地の運営管理者へご相談をされるといいでしょう。
  • 墓地だけ先に契約をすることは可能ですか?
    墓地や霊園によってはお墓を建てる期限を定めていない場合もございますが、墓地のご契約後より一定期間内にお墓を建てる条件がある場合もございます。また、期限内に外柵だけでも建てていただくようお願いされるケースもございます。
    これらは墓地や霊園によって異なりますので、お墓を建てる期日が決まっていない場合はこれらの条件についてお問い合わせいただき、条件に合った墓地をお決めになられるとよいかと思われます。
  • お墓を移転する場合、どのような手続きが必要ですか?
    お墓を移転する場合、まずはお墓の移転先を決めます。その場合、移転を受け入れていない墓地もございますので、墓地の利用条件などをしっかりと確認することが大切です。
    移転先が決まりましたら、受け入れ先の「受入証明書」を取得します。次に、お寺などの墓地の場合は管理者より「収蔵(埋葬)証明書」を発行してもらい、市町村管理の墓地の場合は「改葬許可申請書」の手続きを行って「改葬許可証」を発行してもらいます。受け入れ先からは「受証明書」をもらい、移転先の市町村へ提出をします。
    全体的な流れは以上となりますが、条件により違いもありますので詳細につきましては事前にお問い合わせ下さい。必要書類を申請するためのアドバイスもきちんとさせていただきます。
  • お墓を移転する場合、どのくらいの費用がかかりますか?
    お墓を移転する場合、まずはお墓の移転先を決めます。その場合、移転を受け入れていない墓地もございますので、墓地の利用条件などをしっかりと確認することが大切です。
    移転先が決まりましたら、受け入れ先の「受入証明書」を取得します。次に、お寺などの墓地の場合は管理者より「収蔵(埋葬)証明書」を発行してもらい、市町村管理の墓地の場合は「改葬許可申請書」の手続きを行って「改葬許可証」を発行してもらいます。受け入れ先からは「受証明書」をもらい、移転先の市町村へ提出をします。
    全体的な流れは以上となりますが、条件により違いもありますので詳細につきましては事前にお問い合わせ下さい。必要書類を申請するためのアドバイスもきちんとさせていただきます。
  • お墓の移転手続きは代行可能ですか?
    飛騨市の場合もそうですが、基本的にはお施主様ご自身で書類の申請手続きを行っていただく必要がございます。そのため書類取得などの代行業務は出来ませんが、必要な書類をお教えしたり申請方法をアドバイスしたりすることはできますのでお気軽にご相談ください。
  • お墓を移転する場合、新しい墓石を建てるか古い墓石を移転するか迷います…。
    現在のお墓に思い入れがある場合、そのまま古い墓石を移転されても全く問題ありません。しかし、墓石に破損がある場合や、現在のサイズと移転先の区画のサイズの違いがある場合は再加工の必要がございます。また、墓地・霊園によっては古い墓石の移転を受け入れていない場合もございますので、事前に確認が必要となります。
    良質の石材の場合、古くなったお墓でも磨けば新品と同じような光沢の仕上りになります。そのため、お墓の磨き直しをすることはお勧めします。先祖がお作りになった大切なお墓を再生するのは私どもとしても嬉しいことですので、古いお墓をそのまま移転する場合もどうぞお気軽にご相談ください。(もちろん、新たに建て直す場合も最適なアドバイスをさせていただきます。)
  • 墓石を磨き直す費用はどれくらいかかりますか?
    現在建っている墓石を磨き直すと、新品同様に生まれ変わりますのでお勧めです。墓石のサイズや石種、墓石の状態によっても磨き直す費用には差が出ますが、一例として「8寸3段」のお墓の場合12万円からとなっております。
  • お墓の汚れはどうやって落とせばいいですか?
    ご家族の皆様でお掃除する際には、基本的に水洗いでの洗浄をお勧めしております。市販の家庭用掃除洗剤や食器用洗剤などの中には石材を傷める原因になるものが含まれている可能性があり、表面が劣化したりシミなどが残ってしまうことがございます。
    また、タワシや硬質な素材で石材の表面をこすってしまうと、細かいキズがついたり石の光沢を失う原因になりかねませんので、軟らかいスポンジやウエスを使用するようにしてください。割肌のような磨き面でない部分においては、タワシ等を使用しても大丈夫です。
    経年により汚れが蓄積した場合などには、ご家庭のお掃除だけでは綺麗にできないこともございます。そんな時は私達のような「お墓のプロ」にお任せください。墓石を傷めないように、汚れの質や石種・仕上面を考慮しながらクリーニングをさせていただきます。
  • 雑草が生えて困るのですが、どうしたらいいですか?
    お墓の雑草対策については、近年非常に多くのお問い合わせをいただいております案件です。弊社では雑草対策のとして、「石張り施工」「洗い出し施工」「防草マサ施工」「防草シート施工」などをお勧めしております。場所や環境に合わせた雑草対策をご提案させていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
  • 墓じまいする場合、費用はどのくらいかかりますか?
    墓じまいをする場合は、基本的に現状を更地にして返却するのがマナーとなります。また、墓じまいする場合には墓石や撤去した石材、及びコンクリート等の処分もしっかりと行う必要があります。不法投棄になるようなことは避けなければいけませんので、きちんとした会社に頼むようにしてください。
    墓じまいをする費用は、墓石のみ撤去する場合と外柵まで全てを撤去する場合とで違いが出ます。また、墓石の本数や墓地の大きさ、立地条件などによっても金額に違いが出ますが、一般的には10~30万円程度かかることが多いです。
  • 墓じまいをしたら、その後のお骨はどうなりますか?
    お寺が運営をしている「永代供養墓」や共同でお墓を建てる「合祀墓」などがありますが、一般的には「永代供養塔」や「納骨塔」へお骨を納めるケースが多いです。
    永代供養墓とは、お墓の継承者がいなくても寺院や霊園が永代に渡る供養と管理を約束してくれるお墓のことです。基本的に宗旨・宗派を問われることはありませんが、納骨後はそのお寺での供養となりますので、場合によっては宗派が変わる可能性もございます。
    永代供養墓や納骨塔の場合は継承の問題を心配する必要が無く、また供養面の心配もありません。それぞれに条件や費用の違いもありますので、事前にお寺や事業主体にご相談をされて、ご家族やご親戚等で十分なお話合いをされるといいでしょう。
  • 遠方なのですが「墓じまい」をお願いできますか?
    遠方からの「墓じまい」のお問い合わせも、多くいただいております。遠方の方でも以下の点をお知らせいただければ、現地確認やお見積り対応をさせていただきます。

    ・現在の墓地(お墓のある場所)の住所・位置等
    ・お墓に彫ってある文字(正面・建立者名)
    ・その他、分かる範囲のお墓に関する情報

    これらの情報をお伝えいただけましたら、現地へ行きましてお墓の確認をしてからお見積りを作成させていただきます。郵送やメールでの対応もいたしておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
  • 遠方で現地に行けないのですが、「墓じまい」を代行してもらえますか?
    遠方に住んでいて「現地まで来れない…」という方のために、墓じまいを代行いたします。「墓じまい」については、主な流れは以下の通りとなります。

    1.お墓のある場所へ行き、現地を確認した後にお見積り書の提出。
    2.改葬許可申請の手続きを行う。
    3.お墓のお経を上げて、お骨の取り出しをする。
    4.お墓を撤去する。
    5.お骨をお寺へお届けすることや、ご指定場所へお送りすることも可能です。

    お客様へお願いをすることとしては、以下の2点がございます。
    ・お墓に入っているお骨をどこへ納めるかを決めていただく。
    ・お墓のお経を上げるご住職へのご連絡をしていただく。

    遠方の方の墓じまいの詳細につきましては、どうぞご遠慮なくお問い合わせください。
  • 不要になった墓地を転売できますか?
    個人で墓地を転売したり、返金を求めたりすることは出来ません。
    墓地の購入というものは、永代使用料を支払うことで永代に渡って墓地を「使用できる権利を得る」ということになりますので、土地の「所有権」を得たのではなく「使用権」を得たということに過ぎません。所有権は墓地運営者(管理者)にあるため、墓地が不要になったとしても売買することは出来ません。
    墓地が不要になった場合は墓地運営者(管理者)にその旨を伝え、手続きを行い返却しなければいけませんが、同時に使用権は消滅し、永代使用料も返却対象にはなりません。これらの規定は各々の墓地により違いがありますので、詳細につきましては墓地運営者(管理者)までお問い合わせ下さい。

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  • 石材の仕上げ方法にはどんなものがありますか?
    主な石材の仕上げ方法には以下のようなものがあります。
    「切削仕上げ」 … 文字通り、機械で切削をした面のことです。
    「本磨き仕上げ」 … 切削した面を砥石を使用して磨き、艶が出ている状態です。
    「水磨き仕上げ」 … 本磨き仕上げの工程で、艶が出る前で仕上げます。
    「バーナー仕上げ」 … 石材の表面をガスと酸素で炙り、表面の結晶を飛ばします。
    「シャン仕上げ」 … 昔からある工法で、ビシャンという細かい突起が沢山着いた工具で表面を叩きます。
    「小タタキ仕上げ」 … よくビシャンと間違われますが、平たい刃が着いた工具を使用してビシャンと同じく表面を叩きます。仕上がり面には、細かく細い線が出来ます。
    「サンドブラスト仕上げ」 … 字を彫る時に使用する機械で、石の表面に砂を吹き付けてザラく仕上げます。擦りガラスのような感じです。どんな石材にも使用できます。
    この他にもいろいろな仕上げ方法があります。一つの石種でも仕上げによって表情が違ってきますので、様々な利用方法があります。
  • 床の石材に本磨きの仕上げは出来ますか?
    施工上は可能ですが、雨天時や降雪時などは靴の裏に水がつき、その結果滑る恐れがございます。そのため、特に外部での施工はお勧め出来ません。また、頻繁に出入りや往来のある場所では磨き面の摩耗が激しく、磨きが無くなることがありますので、メンテナンスも考慮されて判断されるとよろしいかと思います。
  • 壁に石を使用する場合は、どのように施工するのですか?
    壁に石を施工する方法は、大きく分けて2種類あります。ひとつは「乾式工法」という方法で、これはほとんどセメントや接着剤を使用せず強度のある金具を用いて取付をします。ビル工事の内外壁などではこの工法が多いです。
    もうひとつは「湿式工法」という方法で、石の裏側にセメントなどの接着剤等を着けて壁に固定する工法です。近年は、ボンドを使用しての施工が多くなりました。石材の種類や大きさ、施工場所等の条件により施工方法も変わってきますので、まずはお気軽にご相談ください。
  • 大理石を外壁に張りたいのですが…。
    基本的には、外壁での大理石の使用はお勧めできません。特に直接日が当たる、雨にさらされる等の条件下では使用を控えた方が良いでしょう。御影石とは異なり、強度も低く磨き面の艶落ちも見られます。また、カビなどの汚れも考えられます。
  • コンクリートの加工は出来ますか?
    建設工事で使用するコンクリート製品などを、寸法指示をいただいて切削することもいたしております。
  • 大谷石は外部で使っても大丈夫でしょうか?
    以前は、大谷石の用途と言えば住宅の石塀であったり、石蔵であったり、住宅地での土留め石積みなどに多く使用されていました。しかし、風化の現象が多く見られたり、石塀の転倒などもあって外部で使用されることが減って来ていました。しかし現在では、石塀で使う場合には通常のコンクリートブロック塀のように鉄筋を入れるなど補強をして施工されるようになってきていますので倒壊の心配は減っています。
    また、昨今多いのが内装材としての利用です。柔らかい質感と優しい色合いが人気で、店舗やホテルなどの壁などに利用されています。熱に強い性質を利用して、暖炉やピザ窯などにも使用されたりしています。
  • 地元で採れる石材はありますか?
    松倉石と言われる山石は有名な石材です。主に庭石で使われる石材となりますが、記念品として字を彫って建てることもございます。また、岩滝石という石もあります。凝灰岩に似た材質で、灰色の石です。加工して使用しますが、神社・仏閣の参道や石段、文化財の修復などに使用されることが多いです。
    産出量は少ないですがこの他にも様々な石材が飛騨地方では採れておりますので、飛騨地方の石材を使いたい場合には一度弊社にご相談ください。特に飛騨地方の石材は、他社に負けない知識とネットワークがございます。

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  • 永代供養塔を考えているのですが、まずはどうすればいいですか?
    永代供養塔のカタログなどがございますので、ご要望があればお届けをしてご説明をさせていただきます。建築される予定の場所や永代供養塔の大きさ、イメージ、ご予算等がありましたらお聞かせください。ご要望に沿う永代供養塔のご提案とお見積もりを提出させていただきます。
  • 鳥居が破損しているのですが、修繕していただくことはできますか?
    破損状態にも寄りますので、まずはお気軽にお問い合わせください。破損部分を交換することにより修復が可能な場合がございます。
  • 鳥居の額のみ製作したり取り付けすることは出来ますか?
    鳥居の額を製作したり、取り付けしたりすることは可能です。ただし、御影石の額ですと重量があり鳥居の強度が心配ですので、鳥居の現状を確認する必要がございます。
  • 鳥居のしめ縄は扱っていますか?
    弊社がしめ縄の取り扱いを始めて10年近くになります。よく電話などで金額のお問い合わせを頂きますが、鳥居のサイズがそれぞれで違いますので、まずは一度現地を見させていただいて採寸をさせていただいてからのお見積りとなります。
  • 鳥居以外のしめ縄もお願いできますか?
    鳥居のしめ縄以外にも、拝殿前や御神木などへの取り付け実績がございます。藁で作られているしめ縄であれば、太さや形状など対応できるものも多いので、まずは一度お問い合わせ下さい。

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  • 希望の大きさの石臼を作ってもらえますか?
    弊社の石臼は自社で加工していますので、どのようなサイズにも対応いたしております。ただし、原石のサイズには限りがありますし石材の在庫状況にもよりますので、大きなサイズ(直径300mm以上)の場合は事前に一度お問い合わせ下さい。
  • 石臼を注文してから納品までどれくらいかかりますか?
    新しく石臼を製作する場合の納期は、10~15日程度いただいております。ただし、特注品であったり大きなサイズの場合は、もう少しお時間をいただく場合がございます。
  • 手持ちの石臼を送るので、目立てをしてもらえますか?
    お持ちの石臼を目立てすることも可能です。弊社へ直接お持ちいただくか、宅配便でお送りください。完成後は引き取りに来て頂くか、宅配便で納品をさせて頂きます。近郊でしたら、集配なども対応させていただきます。
    また、軸や挽き手などの修理も行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
  • 目立ての費用はいくらくらいですか?
    基本は35,000円(税別)となりますが、石臼の状態やサイズなどにより変わります。
  • 目立てを依頼してから納品までどれくらいかかりますか?
    基本的な納期は、7~10日程度いただいております。お客様のご都合に合わせての納品も可能ですが、石臼の状態がよろしくなかったり中心軸の取り付けなどがある場合は、通常の納期よりも日数をいただく場合がございます。
  • 毎日使ったとして、目立てはどれくらい持ちますか?
    毎日使用した場合でも、回転数により使用頻度に違いが出てきます。また、挽いた粉の状態の良し悪しも使用される方により違いが出ますので、ご本人様の判断で決めていただくのがよろしいかと思います。
  • 家にあった古い石臼でも、また使えるようになりますか?
    石臼の状態にもよりますが、状態がよければ再生は可能です。
  • 電動石臼機はいくらくらいですか?
    石臼はある意味デリケートな商品ですので、お客様ごとのご要望にお応えして製作することも少なくありません。どのようなサイズをご希望で、1日にどの程度挽くのかなどの条件にも違いがあります。また、蕎麦やコーヒー、お茶など挽く素材による違いもあります。
    電動石臼機もその石臼の用途や条件によって違いが出ますので、その都度のお見積もりとなります。
  • 電動石臼機に使用する石臼は、どんな大きさでもいいですか?
    石臼はある意味デリケートな商品ですので、お客様ごとのご要望にお応えして製作することが少なくありません。どのようなサイズをご希望で、1日にどの程度挽くのかなどの条件にも違いがあります。また、蕎麦やコーヒー、お茶など挽く素材による違いもあります。電動石臼機で使われる石臼も同じとお考えください。

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  • どんな食材でも焼いていいですか?
    味付け肉等の場合は直接石の上で焼きますと醤油やみそなどが焦げる場合がありますので、クッキングシートを敷いてのご使用をお勧めいたします。クッキングシートを敷くと「けいちゃん」や「干物」、「目玉焼き」等も美味しく仕上がります。
    直接お魚も焼けますが、肉と匂いが混ざるとその後の使用時に悪臭となることがございますので、できましたら使用食材は混合しないことをお勧めいたします。
  • ホルモンを網焼きすると焦げますが、溶岩プレートでは焦げませんか?
    ホルモンや鶏ちゃんなどにつきましても、おいしく焼いていただけます。
    ただし、醤油・味噌等のタレのついた食材はどうしても焦げが生じます。網や鉄板よりも焦げ方は少ないですが、全く焦げないというわけではありません。また、溶岩石は表面に凹凸があるためタレ等がしみこみやすく、他の食材を焼く時に匂いが移る場合もございます。
    そのため当社では、タレのついた食材を焼くときなどには、クッキングシートを敷いての調理をお勧めしています。ご使用後のお手入れも簡単ですし、匂いも少なく済みますのでぜひ一度お試しください。
  • 溶岩プレートで鳥の串焼きを焼くことはできますか?
    鳥の串焼きや焼き鳥などにつきましても、おいしく焼いていただけます。
    しかし、タレのついた串焼きの場合ですとどうしても焦げが生じます。網や鉄板よりも焦げ方は少ないですが、全く焦げないというわけではありません。また、溶岩石は表面に凹凸があるためタレ等がしみこみやすく、他の食材を焼く時に匂いが移る場合もございます。
    そのため当社では、タレのついた食材を焼くときなどには、クッキングシートを敷いての調理をお勧めしています。ご使用後のお手入れも簡単ですし、匂いも少なく済みますのでぜひ一度お試しください。
  • 溶岩プレートで魚を焼けますか?
    お魚につきましてもおいしく焼いていただけます。生魚も乾物もおいしく焼けますが、他の食材を焼く時に匂いが移る場合もございます。
    そのため当社では、魚(特に生魚)を焼くときなどには、クッキングシートを敷いての調理をお勧めしています。ご使用後のお手入れも簡単ですし、匂いも少なく済みますのでぜひ一度お試しください。
  • プレートが熱くなるまでに、どのくらいの時間がかかりますか?
    使用する器具の火力の違いにもよりますが、溶岩プレートに熱が伝わって使用できるようになるまでの時間は5~10分程度が目安となります。
  • 加工無しの「楽 -Raku-」だと油は垂れてきますか?
    溶岩石は肉の脂をある程度は吸収しますが、脂身が多い肉をたくさん焼く場合は吸収しきれない場合がございます。ご心配な方は、加工入りの「優 -Yuu-」や「彩 -Irodori-」をお選びください。
  • ガスコンロやカセットコンロでも使えますか?
    溶岩プレートはガスコンロやカセットコンロでもご使用いただけます。ただし、カセットコンロの場合は、ガズカートリッジ部分に溶岩プレートが被さって熱くならないようにご配慮ください。(詳しくは付属の取扱説明書をご覧ください。)
    また、ご希望の大きさに合わせてオーダーサイズの溶岩プレートをお作りすることもできますので、どうぞお気軽にご相談ください。
  • 使用後の片付けはどのようにすればいいですか?
    まずは手で触れるくらいの温度まで冷まして下さい。その後、ヘラなどを使用して表面のコゲが残った部分を削ぎ落とします。次にたわしなどを使い、お湯または水で洗い流します。(洗剤は石目に入って石に染み込む恐れがありますので、使用を控えて下さい。)洗浄後は十分に自然乾燥させてから、新聞紙などに包んで保管して下さい。
  • 使用後は普通に洗えばいいですか?
    プレートを洗う際には洗剤をご使用にならないようお願いをしております。溶岩プレートが洗剤を吸着して、使用する際に食べ物に付着したり燃焼したりしてしまいます。
    使用後は完全に冷ましたてからヘラなどで焦げを落とし、金だわしなどを使ってお湯で洗い流してください。バーベキューなどの場合では、裏返して直接炭火で焼き切る方法もございます。
    また、通常の洗浄ではどうしても取れない脂カスなどのために「専用のメンテナンス洗浄剤」をご用意しておりますので、こちらもぜひご活用ください。
  • 石の目に詰まった油などはそのままにしておいても大丈夫ですか?
    基本的には問題ありませんが、気になるようであれば竹串などで取り除くようにしてください。
  • 片付けができるくらい冷めるまで、どのくらいの時間がかかりますか?
    溶岩プレートの熱が取れて片付けができるようになるまでは、1時間程度お待ちください。
  • 何回でも繰り返し使えますか?
    溶岩プレートは使い捨てではなく、何度でも繰り返しご使用いただけます。ただし、経年劣化や使用頻度が高い場合は、交換の必要が出てくる場合もございます。
  • 目が細かい方が良い溶岩石なのですか?
    溶岩の石の目が細かすぎると、熱した時に石の伸縮によりひびが入ることがあります。そのため、弊社では適度に気泡の入った溶岩石を選び、焼肉プレートに適した溶岩プレートに加工しています。
  • 25cm角以外の大きさや、丸型などでも作ってもらえますか?
    バーベキューやご家庭のガスコンロ、店舗でのご使用など、用途に合わせたオーダーを承っております。ご希望の大きさや形状がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
    ただし、サイズによっては彫り込みや脂切り溝などの加工ができないこともございます。また、原石の大きさには限りがありますので、大板での製作を含めてまずは一度お問い合わせ下さい。
  • 溶岩プレートを四角や丸ではなく自然っぽい形状にできますか?
    石そのものの自然な風合いを側面に残した形で、スライスするだけの溶岩プレートの製作は可能です。しかし、天然石となりますので、ご希望の形状には添えない場合もございます。
    そういった形状のものに溝加工することも可能ですが、溝加工は手加工となりますので、正方形の物に比べると精度的な差が若干出てしまうことをご了承ください。
  • 注文してから手元に届くまでの日数はどの位ですか?
    基本的なサイズや形(定番の3ラインナップ)であれば、3~7日程度で発送することが可能です。(ただし、弊社の休日や年末年始などを除きます。)
    オーダー品や数量が多いご注文の場合は、事前にご確認をいただきますようお願いいたします。

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  • 自宅で保管してある石を、持ち込みで加工してもらえますか?
    石材の種類や状態により「出来る」「出来ない」は出てきますが、基本的には可能です。寸法指示を頂いて切削したり、磨きを行った事例もありますので、石に関することでしたら他社でお断りされたような加工でもお気軽にご相談ください。
  • 庭にある灯籠や庭石、木などを処分して欲しいのですが…。
    近年は、先代が造った庭を整理して家や車庫を建てたり、芝生を張ってガーデニングを楽しむようにするケースも見受けられます。弊社ではガーデニング用の新しいお庭造りやブロック塀の設置、フェンスの取り付け等を受け賜っておりますが、そういった既存設備の撤去や土地の造成、整地まで全て請け負っておりますのでお気軽にご相談ください。
    尚、庭石や灯籠、松等の植栽の「買取り」のお問い合わせもございますが、弊社での「買取り」のお取り扱いはございませんのでご了承ください。
  • 石材料の卸はしてもらえますか?
    「業者」「個人」を問わず、材料のみの販売も行っております。また、ご指示があれば寸法に合わせた加工にも対応いたしております。在庫状況によってはガーデニング等に使用していただけるようなお値打ち品もございますのでお気軽にお問い合わせいただくか、またはお気軽にご来社ください。
  • 溶岩石はどの程度在庫がありますか?
    弊社で取り扱っている溶岩石は、主に「溶岩プレート」や「石臼」使用しています。原石自体の在庫はまだありますし、新たに仕入れることも可能です。