こんにちは
今回は大口径切削機を使用しての作業です。大口径とは、大きな丸い刃の事で、切削機とは石を切る機械の事です。この刃は直径は72インチ(約1m83㎝)のサイズで、約70~75㎝の石を切ることが出来ます。近くにいる作業員と比べてもらえばその大きさがわかると思います。
この刃の周囲には、工業用ダイヤモンドの刃がついていてその刃で石を切ります。機械の動きは木材を切る加工と同じですね。ただ、刃が石を切るときの熱で焼けてしまわないように水を掛けながら石を切ります。
実際はもっと大きな音がして、近くでは会話が出来ないほどです。このようにして、大きな石を大きなの刃で切って、その後段々と小さい刃の機械で切る工程に向かいます。この段階では、大きな石を半分などに切ったりする程度で、細かいな作業には基本的には使用しません。ちなみにこの石材は約5t程度ありました。
砂原 吉浩