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お墓 お墓をまとめる 1

2020年10月7日

今日は一段と寒さを感じます。雪が降るとかではありませんが、この寒さを感じると、紅葉も一段と進むことだと思います。飛騨も各地で紅葉の見ごろを迎えるシーズンとなります。

代々続く家ですと、お墓が複数の場所にあるという事も少なくありません。お墓参りも、2か所や3か所に行かれると言事も、お客様とのお話の中ではお聞きする事もあります。

現在では、複数の墓地を所有する事は管理をしていく上では大変な事でもあります。1カ所にまとめるという作業は、以前よりも増えています。今回のお客様も、3か所に墓地があり、お墓の本数も30本を超えるものでした。

今回は1カ所にまとめると言事で、お話を頂きました。2か所のお墓のお経をご住職にお願いをして、全てお墓の撤去作業となります。

全てのお墓を移設するので、番号をそれぞれのお墓に付けて、据付の際に、台座石と竿石(文字の彫ってある石)が間違いのないようにします。

お骨が残っていないか、一つ一つのお墓の下も、手堀作業で確認をしていきます。

お墓は手作業での解体で、一つ一つ丁寧に解体をして、こちも1期1基番号を付けて、据付の際に間違いのないようにします。また、石積みも取り壊しをして、自然の状態に戻します。場所や諸条件により異なりますが、出来るだけ墓地の状況を自然の状態に戻すことをお勧めいたします。

このように整地をすることで、いずれ草が生えていずれ自然な状態に戻ります。いろいろなお考えもあるとは思いますが、このようにして出来るだけお墓あった部分は綺麗に整理してしまう事は、後々の心配や気になるという事から解放されることと思います。

砂原