年末年始の大雪も一段落をしたようで、屋根の雪下ろしをする姿も、ちらほら見えるようになりました。まだまだ1月なので今後も降雪には気が抜けませんが。
さて、仕事始めより1週間が経ちました。現場も始まり、工場も稼働しました。いつもの年なら年末に機械の清掃や整備を行うのですが、昨年末に出来ずにいたので早々にも始めました。使用する機械の優先順位を考慮しての作業となりますが、昨年はほぼフル稼働してくれた機械ですので、しっかりとメンテナンスをしていきたいと思います。
現在は工場加工をしている会社も少なくなり、また加工できる職人も減ってきています。韓国にはじまり中国からの輸入材の増加に伴い、国内の加工が減少してそれに伴い石を採る山であったり、石材を加工する工場であったり、職人が減少して行っています。
昔の手作業の時代と比べると機械に頼ることが多くはなっていますが、機械に使われるのではなくて、機械を使いこなす、機械の能力を最大限に生かせるかが腕の見せ所です。上手い人は、一人で何台のもの機械を同時に稼働させることが出来ます。効率の良さは生産性の向上にもつながります。
先代の残してくれたこの財産を、精いっぱい生かしていきたいと思います。
砂原 吉浩