現場作業も始まり、工場作業も本格的に始動を始めました。この飛騨での工場作業について課題の一つに寒さがあります。特に朝晩の冷え込みが時にはマイナスになり、-10度近くとなる事もあります。こうなると何が起きるかと言いますと、水道管が凍るという事です。水道管の中の残り水が寒さによって夜から朝にかけて凍ってしまいます。
朝になると水が出ない。お昼過ぎになっても凍ったままという事もあります。作業が終了した後には、工場の清掃と機械の洗浄をしますが、冬には水道管の水を抜くことも行います。それでも、抜ききれない箇所もあり、そこが気温の低い日に凍ってしまいます。寒い日は注意ですね。
建築石材の加工風景です。これだけ見ても何を加工しているかは分かり難いですね。石材の加工風景は、画像を載せても何を作っているか伝えるのも難しいです。ちなみに今回は住宅兼店舗の建築工事での玄関敷居(玄関の扉の下に使用する石です)などの様々な製品となります。
冬の工場作業は水を使う事もあり、とても寒くて冷たいです。寒い日は足元が凍ったりして危険もあります。なぜ水を使用するのかと言いますと、石を切る際に丸鋸を使用しますが、固いものを長時間切る為には、この丸鋸を冷やす必要があります。そうしないと丸鋸が熱をもって焼けてしまます。そうなると切れ味がなくなり石を切ることが出来なくなります。ですので、石を切る場合水を流しながら冷やしているわけです。
そんな環境の中、みんな頑張ってます!
砂原 吉浩