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ブログ 石材工場の体験 その2

2021年3月28日

暑さ寒さも彼岸まで、という言葉がありますが、まだまだ寒さを感じる日が続きます。日中は暑さを感じるくらいですが、やはり朝晩は冷えます。それでも、桜の花の蕾も膨らんできて、いよいよ飛騨にも桜のシーズンが近い事を感じます。

前回の続きですが、「美味焼」の製作が終わったので、今度は研磨作業の体験をして頂きました。

石が小さいので磨きづらい状況ではありましたが、これには理由があり、次の工程でそれが分かります。この磨き作業も器用にこなされ、綺麗に磨きを仕上げることが出来ました。

実は、先ほどの石が小さかったには理由があり、次の字彫り体験での表札作りでの表札を作って頂いておりました。上の画像はゴムシートをご自分の手でカットしてもらい、それをこれからサンドブラスト(石に字を彫る場合、固い砂を空気の圧力で吹付彫ります)という工法で彫ってもらいます。

画像では分かり辛いかもしれませんが、このガラス窓の向こう側に石を置き、今まさに字を彫ってもらっています。この体験は、弊社イベントの時や、まちゼミなどの時には体験をして頂いております。

製作をされた「美味焼」と表札を持っての記念撮影です。限られた時間の中でしたので、全てをということは出来ませんでしたが、楽しんで頂けたらとても嬉しいです。こちらが思った以上に器用にこなされるので、もし、今後機会があればもう少し踏み込んだ体験もして頂けるのではと思いました。本当に遠路この飛騨までお越しくださり、ありがとうございました。

今後は、このような体験の機会を作れたらと思いました。石に触れて頂き、石への興味や理解をしてもらい、なにより楽しんでいただければ、このような体験がより意義あるものと思います。今後企画の際には、ふるってご応募お待ちしております。

砂原 吉浩