先日、大阪より弊社へ工場体験にＴさんがお越しくださいました。弊社でも、今まで地元の小・中学校の会社訪問などで、工場を見学してもらった事はありますが、工場体験（職場体験）は初めての試みでした。お申し出があった際は、とてもうれしい気持ちと、満足してもらえる体験が出来るだろうかと心配もありました。

Ｔさんは、人造大理石の製造のお仕事をされているという事で、天然石に興味を持たれ、今回の工場体験をされました。一度事前にお話をさせて頂いたのですが、とても積極的にご質問などをいただいたりして、石に対しての興味がとてもおありだと感じていました。

まずはどんな体験をしてもらうかを、社内で相談しました。来ていただくのであれば、石を切る事から体験してもらおうとなり、まずは大口径切削機（弊社で死を切る機械の中で一番大きな機械です）のスイッチを入れてもらう事からスタートしました。

石は事前にセットしてありましたが、画像はスイッチを入れて切り始めたところです。刃の回転する音と石を切る音は初めての体験なので、その音の大きさに驚かれた事と思います。

次は、弊社商品の「美味焼」をご自分の手で作って頂きました。事前に四角く切ってある溶岩プレートの原型を準備しておき、「優」タイプの加工に挑戦をして頂きました。さすがお若いだけあって、初めてとは思えないほど器用に製作をされました。これには、一緒に製作をサポートしていた井戸も驚いていました。

砂原　吉浩