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お墓 新規のお墓建立工事 その1

2020年6月3日

暑い日が続きます。現場作業も、暑さ対策を十分にして行う季節となりました。最近は、作業着の上に送風用のファンがついている作業も登場するなど、暑さ対策のアイテムも増えてきています。

今回は新しいお墓の建立工事となりました。工事場所が比較的良いので、掘削作業(基礎をするために土を取り除く作業)も機械を使用することが出来て、作業も捗りました。機械の使用が出来ない場所ですと、どんなに広い面積でも手掘り作業となります。土質によって作業効率も違いが出ます。

素早く掘削作業が完了しました。今回の現場は、土質も掘るのには楽な方で、今後お墓が建つ場所としても、非常にいい状況でした。表面上よく見えても、掘ってみるとお墓には適さない土質の事もあり、その場合は土を入れ替えたりと様々な工法でもって、お墓が建つのにいい状態にします。

今回の工事では、お隣さんのお墓の基礎がお施主様の方の区画にまで入ってきていたので、区画のラインで取り除く作業をしました。当然、このお隣様へは事情を説明に伺い、快く作業の了解をいただきました。このような場合、お墓の持ち主も知らなかったということが多いので、説明をしっかりとさせていただきます。勝手に工事をすることはありません。

このような集団墓地の場合、隣との境界のズレや、前後のズレ、間口と後ろ側の誤差など、さまざまな思わぬ調整が必要になる事があります。今回は、左右にお墓が建っていたのですが、お施主様の区画寸王は確保できたのですが、場合によっては両サイドのお墓が寄って来て、本来あるはずの寸法より狭くなっていることや、前側の寸法と後ろ側の寸法が違うなどという事があったことがあります。

砕石といって、小さい砂利と石を砕いた砂のようなものが混ざった土砂を区画内に敷き詰めて、ランマというその土砂を上から叩き占める機械を使用して締め固めます。この作業が基礎工事をする上でも、重要な工程となります。

砂原 吉浩