7月も残すところ5日となりました。お盆までもう少しです。お墓の掃除の依頼や、草刈りの依頼も以前より増えました。綺麗にして、お盆を迎えたい気持ちはいつの時代も変わらずですね。
今回は、墓石に彫る彫刻についてです。最近は、洋碑と呼ばれる墓石も増えました。墓石には、従来の竿石(文字の彫ってある部分)の部分が縦長の、多くの方が墓石というのイメージの形の「和型」という形と、「洋碑」と言って横長の形が大きく分けてあります。
それ以外にも「デザイン墓」などが出て来ていますね。以前はお墓と言えば和型でしたが、さまざまな形のお墓を選択できる時代になりました。洋碑やデザイン墓と呼ばれるお墓の場合、文字の他に花や山などの彫刻を彫るケースも増えてきました。
これは、故人の好きなお花や、ご家族の皆様が好きなお花、ご夫婦の趣味の登山を表現したりと、決まったものはありませんん。
直接模様を彫りこむ場合と、このようにして「象嵌」と言って墓石本体とは違う石材を花の色に合わせて埋め込んで表現をする工法もあります。リアル感もあり美しく仕上がりますね。
これは中国の工場での技術で、中国加工でのオーダーとなります。石の本体の色により花の浮き上がり方に違いが出ます。ご興味がおありの方は、是非ともお問い合わせ下さい。
砂原 吉浩