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お墓 納骨室の土 その1

2020年8月1日

東海地方が梅雨明けをしたようです。長い梅雨でした。これからは、暑い日が続くのでしょう。

お墓の納骨室の作り方は、地域による違いがあります。お骨を入れる骨壺の大きさや、納骨をする際に骨壺のまま納めるのか、あるいは骨壺から出してお骨のみを納めるのかなど、その方法の違いもあり納骨室の形などの違いが出ます。

納骨室は、お墓にとっても重要な部分となります。お骨を納める場所であること。また、墓石を建てるにあたり基礎となる部分なので、丈夫に作る必要があります。

納骨室の底の部分は、土を入れて仕上げます。この部分は地面と繋がるようにコンクリートでの仕上げはしてありません。これは、お骨を土に還すという考え方から来ています。この底面をコンクリート仕上げをしてあるお墓を見かけることががあります。お墓の隙間よ雨水が流れ込んだり、納骨室内の湿気が水滴となったりで、水が溜まっている状態となります。

排水の意味も含めて、納骨室の底面をコンクリートで仕上げることは、避けた方がいいと思います。

砂原 吉浩