高い山々は真っ白になりました。ここ数日一段と寒くなったような気がしてたら、北アルプスの山々は真っ白になっていました。紅葉が美しくなるというときに、もう冬が近くまで来ています。紅葉の背景に雪山があるのも美しい風景となります。

さて、お墓が山の中腹にあったりするのを見かける事があると思います。お客様からも、なぜこんなところに、うちのお墓を建てたのだろうというお話をうかがう事があります。

例えば、山の中腹になる場合、ご先祖を自宅より上の場所に供養することで、敬う気持ちを表していたり、ご先祖様に見守って欲しい、自宅からも手を合わせられるというような理由があるようです。ただし、これ以降の文章は、お客様との会話に中で、教えて頂いたりしたお話を元でとなりますので、あくまでも一例としてお話をします。

また、気がたくさんあって見晴らしがよくない。という事もありますが、実は、お墓を建てた際には、木も無くて見晴らしが良かったという事もあります。なぜ、未払いが悪くなったかっと言いますと、その周囲に杉などを植林をしたとか、自然と雑木が生えて大きくなったことが考えられます。

現在は、その山にあるお墓へ行く道が荒れたり、倒木による被害や、獣害対策の柵にさえぎられたりと、お墓を建てた頃とは大きく周囲の環境が変わってきました。

お墓の掃除や草刈りへの負担を感じる方が増えてきている昨今において、山中にお墓がある事でのお悩みの方も少なくありません。世の中の移り変わりの中で、お墓の環境に関する考え方も、変わってきているのを感じます。

砂原