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お墓 花づつまもり

2020年12月3日

朝の寒さもより一層感じるようになりました。夜の月は、より一層明るさを増し、空気が澄んでいることを感じます。夜の明るさは、月の美しい姿と比例します。

さて、「花づつまもり」ですが、いざ作るとなるとそれほど簡単ではありませんでした。なぜなら、花筒自体の直径が複数ある事、各メーカーごとのサイズや形状に差異がある事、ステンレスで作ると費用が高くなることなど、課題は少なくありませんでした。

試作品をいくつかアルミなどで作り、いろいろな形に合うかどうかを探りました。そうして出来上がったのが「花づつまもり」です。このように、裏側にストッパーを付けて強風でも飛ばされないようにもしました。

上の面の中央が少し凸型になっていますが、実はこれは上下をひっくり返すと器になる、湯呑み替わりとして使用できるように作ってあります。そのため、湯呑みの使用の場合の底の部分となるので、凸構造となっています。

そして実際の使用例がこのようになります。

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このようにして、上から被せるだけです。名前を彫る事も出来るので、盗難防止として、名前を彫る方も多いです。

また、当初は寒冷地のみの考えで思いついたのですが、雪が降らない地区の方からも、夏などの雨水の溜まった状態での水の臭いであったり、汚れ防止にもなるというお声も頂き、実施に雪の降らない地域の方々からもご購入をいただいております。

今では最初から蓋の付いたものもありますが、それではまだ十分に使用できる花筒を新しいものに買い替える必要がありもったいないですし、コストもかかります。

この「花づつまもり」なら買い替えるよりも安くて、簡単に取り付けられます。ご興味のある方は是非ともお使い頂きたいと思います。

砂原 吉浩