12月に入り、日に日に朝晩の寒さを感じてきます。来週には積雪もあるような予報も出てます。雪景色としては、冬に雪はあった方がいいですし、生活に支障の出るほどは降ってほしくない気持ちもあります。皆様の冬への思いはどうでしょうか。
さて、先日飛騨市では「終活フェア」なるものが開催されました。昨今よく聞かれるであろう「終活」という言葉ですが、「人生の終わりのための活動」という事だそうです。「終活」という言葉は2009年に雑誌で紹介されてから注目されるようなった言葉だそうで、今では普通の会話の中にも出てきます。
今回は、「お墓じまい」をメインにブースを準備して頂きまして、相談窓口として参加いたしました。このような場合、あまり人が来場されない事も多いのかなと思いつつ会場へ行きましたが、1つの面談を約15分程度という時間設定の中で、休みなくご相談者の方がお越しくださりお話をさせて頂きました。お墓に関してお悩みの方がこれほどお見えになるのかと、改めて思いました。
内容的にはやはり、ご相談者様それぞれのお悩みがあり、お墓じまいという同じワードでも、いくつもの事例がある事を感じながらお話を聞かせて頂きました。
感じたことは、みなさんが本当にしっかりとお墓のことをお考えになっているのだという事でした。このことは、私たちがしっかりと受け止めて、的確なアドバイスをしていかなければならないという責任を痛感いたしました。
「墓じまい」という今では当たり前のような言葉ですが、最近は、この言葉が適切な言葉なのかという事を考えることがあります。「しまう」という言葉は、お墓という言葉に対して合っているのか、そんな気持ちになります。
砂原 吉浩