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溶岩石 溶岩プレート その2

2020年5月20日

溶岩プレートの材料といえばその名の通り溶岩石となります。砂原石材で使用する溶岩石は飛騨で採石されるものを使用しております。飛騨といえば木工業が盛んで、家具のメーカーも多くあります。全国的に見ても、飛騨=木製品というブランドをイメージされる方も多いと思います。

石屋である私たちは、石を扱う事で仕事をしてまいりましたので、この飛騨で採れる石はないかと考えました。意外と飛騨にも石は採れておりました。神社の鳥居をはじめ参道や、灯籠、石積み、そしてお墓など、石造物は多く残っております。近年は採掘が終わった石や、採れても少量であったりと以前のような地元の石での工事も少なくなりました。

それでも、全く無くなってしまったわけではなく、まだまだ地元の石材を使用する事はあります。弊社にももう採掘されない石や珍しい石はありますので、ご興味のある方は是非ともお立ち寄りください。

詳しくはお見せ出来ませんが、溶岩石はこのような状態で山より採石されております。表面はごつごつという感じより滑らかに近い感じですね。溶岩が流れ固まった雰囲気が出ていて、表面はどちらかというとざらざらしています。大きさは手で抱えられるサイズから5トン近くあるものまでありますし、全体の形も、同じ形はなく不ぞろいです。それぞれが冷えて固まったそのままの姿がよくわかります。

大きな石は、このように大型トラックで山から工場へ運搬をします。この日は、この2台が2往復して運んでくれました。小さなものは自社のトラックで運ぶこともあります。効率がいいのはやはり大きなトラックです。

運搬をする前に、山に行き実際にある石を選別しておきます。山にあるすべての石が溶岩プレートに使用出る事ではなく、石の表面を見てその表面から内側の石目を想像して選んできます。予想通りのこともあれば、実際には違っていることもあります。他の石と違い、溶岩石は切ってみないとわからないことが多い石でもあります。

これが溶岩石の表面です。この表面を見て、中の様子を想像します。どんな石目なのか、細かいのか、荒いのかを考えます。石とにらめっこします。そして語ります。あなたはどんな石目ですか?(笑)と。よく食材でも目利きという言葉がありますが、石屋さんでも、原石を扱う人たちはこの石目を見る目利きがとても重要で、これは長年の経験が必要となります。これは、石を選別する際や、石をどのように加工するか、例えば石をどの方向から割ったり、切ったりしたら良いかを決定することになります。

砂原 吉浩