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美味焼 飛騨溶岩石 溶岩プレート その4

2020年5月24日

緊急事態宣言解除がされていく中で、昨日、今日あたりは会社の前の国道も賑わいを見せています。他県ナンバーのバイクや車もみられ、県境を越えた往来が日ごと増えていく事でしょう。心配はありますが、早く生活や経済が元のようになって欲しいと思うばかりです。

上の画像は、石を切断する際の鋸の先についているダイヤモンドチップです。銀色の四角い塊がチップとなります。青い部分は鋸本体です。チップの細かい粒が見えるとおみますが、これが工業用ダイヤモンドとなります。このダイヤモンドが石を切っていきます。このチップの配合や構成は、切り石の硬さにより変えていきますので、切る石によって鋸本体を変えていきます。硬い石にはそれ用の、柔らかい石にはそれに合った鋸を使用します。溶岩石は、柔らかい石の方になります。このダイヤは天然ではありませんので、装飾品にはなりません(笑)

このような小さい機械でも切ります。25㎝の高さが切れるので、活躍をしてくれています。小さい機械の刃は、厚みが薄いので大きな機械より、同じ大きさの材料を切った場合、厚みの薄い分多くの材料を取ることが出来ます。この機械は、切るのは自動ですが1枚切ったところで寸法をセットして、また自動で切ってくれます。

小さいサイズの物や、ミニなどはこのようにして升目にカットすることもあります。

大きな機械で石を切ると、鋸が振動などによりブレたり、石自体が小さいと石がブレたりすることで、このようにの鋸の切跡が残ることがあります。このような鋸後もきれいに研磨して平たく仕上げていきます。ここまでが、基本の製作工程となります。この後、「楽」「優」「彩」の加工になっていきます。

君子蘭が数年ぶりに咲きました。こんなに美しかったのですね。見事なものです。事務所を改装した際に頂いたもので、とても嬉しい気分になります。よかった。

砂原吉浩