最近は会社の前を通る車も増えてきています。富山県境の通行止めも解除になった事も、その要因ではありますが、バイクも５月の半ばあたりから多く見かけるようになり、高山市内への観光客も増えつつあると新聞でも載っていました。早く元のような賑わいの有る光景になって欲しいです。

今回はお墓のリフォームの件です。お墓の建て直しも、御影石の建て替えが進み、以前のような風化して交換をするというよりも、洗浄をしたり、また磨き直したりをして綺麗にしていく方法が多くなりました。

今回の工事は、全体のお墓の洗浄をして、ステンレスの花立は使用できるのでそれを固定しました。また、お墓周りの砂利の部分の水はけが悪く苔が生えてきていたので、土の入れ替えをして、水はけを良くして掃除がしやすいように細かい砂利を入れて仕上げました。

新しく交換をしたのは花立板のみで、あとはそのままの状態です。墓石は耐震施工をしてあります。このように、現在ではかなりの部材が再利用もしくは少し手を加えることで、長き使用できるものもあります。

私達は、何もかも新しくするのではなく、利用できる部材は出来るだけ使用して、また現在では価値のある部材もありますので、磨き直しなどをして新しく建てたような仕上がりになるような工法も考えます。

完成後は、まるで新しく建てたような感じがするというお言葉もいただきます。お客様にとって、お墓参りに行きたくなるようなお墓になる事を願っております。

砂原　吉浩