朝晩はまだまだヒンヤリとした涼しさを感じます。都会はどうなんでしょうか。肌寒さも感じますが、気持ちのいい朝を迎えます。
今回は、お墓のリフォーム工事となります。お墓のの納骨室が大谷石を使用してあり、壊れてきているのを御影石に交換することがメインとなります。
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大谷石の特徴としては湿気を吸うので、納骨室のように湿気のある場所では効果的ではあるのですが、御影石とは違い脆いので、風化に弱く雨の入り込むところはこのようにボロボロになります。風化は進むばかりで、見た目以上に石の劣化繫がります。
また、大谷石のみでお墓を支えていたので、お墓の傾きも見られました。大谷石を除去するとともに、周囲も取り除いて、お墓を支える基礎も同時に施工します。墓石の重さはサイズにより違いはありますが、約800kg~1500kgはあります。大きなお墓はそれ以上となります。その重さを支える基礎は必要となります。今回のお墓も約1tはあるので、しっかりと基礎を作ります。
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中央の納骨室は御影石製です。コンクリートで施工される場合も見られますが、当社では御影石での施工を基本に行っています。左右の丸い穴は、雨水を排水するための穴となります。
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お墓本体の据付です。このように直接トラッククレーンでの作業が出来る現場は年間でも数少ないです。このような現場ですと、作業は一人でも可能なので、費用の違いも出ます。
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お墓全体も洗浄をして綺麗になり、お客様の長年気になられていた納骨室の件も解消されました。見た目では分かりませんが、お骨を納める納骨室もお墓にとってはとても重要な場所でもあります。お墓は長きに渡りお参りをしていくところです。見えるところの石の材質だったり、施工の頑丈さも大切ですが、納骨室の事も工夫をすることで環境のいい納骨室として、遺骨を納める空間をいい状態で保てたらいいと思います。
砂原 吉浩